タバコが身体に良くないことはもう周知の事実ですよね。
世の中では禁煙ブームともいわれ、日本たばこ産業(JT)の2018年「全国たばこ喫煙者率調査」によると喫煙者数は男女計で17.9%となり、集計当初の1965年に約50%だったのに対して半分以下となったそうです。
度重なる増税により、すでに1箱500円前後になったことも一因だとは思います。今後もまだまだ価格は上がりそうです。
公共施設やルストランなどでは分煙化が進み、最近では喫煙者は新卒採用を行わないと決めた企業も出てきました。
徐々に肩身が狭くなる喫煙者(私も含めてですが…)はどうしたら良いのでしょうか?
禁煙する!という選択をとる人も多いと思います。けれど、「やめたくてもやめられない…」タバコに含まれるニコチンには中毒性がありますから簡単ではないですよね。
しかし、「タバコは百害あって一利無し!」
喫煙は身体はもちろんのこと、髪の毛や肌にも悪い影響を与えます。
かっこいい男を目指す私たちとしても禁煙に取り組むべきだと思います。
ともに頑張っていきましょう!
ここでは、タバコの害と喫煙によるリスクについて書いていきます。
タバコの害と喫煙によるリスク
タバコには有害物質がある
タバコには多くの有害物質が含まれています。その数なんと200種類以上!
その中でも特にニコチン・タール・一酸化炭素が三大有害物質といわれています。
ニコチン
ニコチンは依存性の高い物質で、禁煙ができないというのはこの依存性によるものです。
その吸収はとても早く、体内に吸収されると数分で血中濃度を高めます。
また、毛細血管を収縮させる作用がありますので、栄養分が十分に届けられなくなります。
つまり、肌や頭皮への栄養が届けられないということになります。
タール
タバコの煙に含まれるタールには発ガン性物質などの有害物質が数多く含まれています。
タールはいわゆる「ヤニ」のことです。喫煙者に特有の歯の黄ばみもこのヤニが付着することが原因です。
また、これが体内に蓄積されることで発ガン性物質やガン促進物質が悪性腫瘍を生み出す原因となってしまいます。
さらに、煙に含まれるということは、周りにいる人たちへの影響もあるということであり、これを「受動喫煙」といいます。
つまり、知らず知らずのうちに周りの人たちの健康にも害を及ぼしてしまっている可能性もあるということになります。
一酸化炭素
タバコの煙には一酸化炭素が含まれています。
本来、酸素は血中のヘモグロビンと結合して全身の毛細血管にまで運ばれます。
もちろん、頭皮や肌の健やかな環境にも酸素は必要です。
ところが、ニコチンにより毛細血管が細くなっているのに加えて、一酸化炭素は酸素と比べてその結合力が200倍も高いためにその働きが阻害されてしまいます。これでは十分な酸素が届かないということになります。
一時的な酸素欠乏症(酸欠状態)を引き起こしているともいえます。
また、酸素が不足すると赤血球が増加して、血液はドロドロになっていきます。
これが、動脈硬化や心筋梗塞の原因にもなります。
タバコが引き起こす疾患
タバコは多くの疾患を引き起こします。
代表的なものは以下の3つです。
- ガン
- 循環器疾患
- 呼吸器疾患
ガン
喫煙が引き起こす疾患のうち、最も代表的なものがガンです。
ガンにもいろいろと種類がありますが、喫煙者がなりやすいものとして肺ガン・喉頭ガン・食道ガン・胃ガンなどが挙げられます。
もちろん、他の臓器も影響を受ける可能性もあります。
循環器疾患
タバコの煙に含まれる一酸化炭素の働きにより、十分に酸素が行き渡らなくなってしまいます。
このことにより血流が悪化して動脈硬化・心筋梗塞・狭心症などを引き起こす可能性があります。
呼吸器疾患
喫煙すると咳や痰などが出やすくなります。息切れしやすくなるのもこの影響です。
慢性気管支炎(COPD)・肺炎・肺気腫・気管支ぜんそくなどにかかりやすくなります。
口腔内への影響
喫煙による影響は身体の中だけでなく、口内環境にも悪影響を与えます。
まず、タールの影響でヤニが歯に付着し、黄ばんで見えます。見た目にも美しくはないですよね。
他にも、口臭がきつくなったり、歯周病や虫歯の原因になったりもします。
活性酸素
さらに、タバコに含まれる有害物質には体内に取り込まれると活性酸素を発生させ、身体を酸化させる作用がありますが、人間の身体はその防御反応として、ある栄養素を大量に使用します。
それが抗酸化作用のあるβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンEです。特にビタミンCは美肌成分としてとても有用でかつ重要な成分です。
結果として、これらの成分が不足してしまい健康な肌・頭皮をつくる栄養分がなくなってしまうということなのです。
まとめ
タバコの害と喫煙によるリスクを見てきました。
- 様々な疾患の原因となるということ
- 髪の毛の成長を妨げること
- 肌の新陳代謝を悪化させること
重要なのは、血管を収縮させ、血流を悪化させる作用があるということです。
このことにより、肌や頭皮、毛髪への栄養分が行き届かなくなってしまいます。
私たちが健全なスキンケア・ヘアケアを進めていくに当って
タバコはまさに百害でしかない!ということになります。
喫煙のメリットとしてあえて挙げるならばストレス解消ということだけですかね。(これも中毒性によるものですが…)
長年にわたって習慣化してしまっている人も多いかと思いますが、身体にはなにも良いことはありません。
つまり
喫煙は肌や頭皮・毛髪にとっても悪い影響しか与えない!
最後に
当サイトでは育毛剤やスキンケアについても記事にしてきました。
しかし、どんなに正しい方法を行ったとしても、高い金額をかけて育毛剤や化粧品を使っても、喫煙による害は全てを無駄にしてしまう可能性もあります。
それだけではなく、健康面でも自分が後悔しないために、また周りの愛する人たちを悲しませたりすることがないようにしましょう。
かっこいい男、デキる男を目指す私たちとしては
絶対に禁煙をおすすめします。
迷っている暇はありません!
今すぐに禁煙に取り組みましょう!